nekorocketpunchのブログ

すぐれたひとになりたい あかるいひとになりたい

猫と子は昔はビアンカフローラティファエアリス並みの大戦争だったんですっけ

1st seasonからThe Finalまで全話溜め込んでいたフルーツバスケットを一気視聴完了。
いっぱいあるぅ……と思っていたけれども見始めたらあっと言うまでしたわ。

大地監督版と原作はリアルタイムで履修してそれ以来なのでかなりいい感じに忘れておりました。

キャラクターデザインが前作よりアニメアニメしていなくて、透明感があるというか時代に合わせて等身大になったというか。
原作のテイストは随所に感じられて良かったとおもう。

透君の声は1秒ですっと腑に落ちた。
ふんわりしているのに芯があって澄んでて、石見舞菜香さん名前覚えた。
前に観ていた時は途中から透君のスーパーポジティブというか教祖感というかが恐怖を覚えたり覚えなかったり。
よく見るとキャラデの目も怖かったし。
今回のアニメでも聖女モンスターではあるのだけれども、お母さんと夾君絡みでの弱さずるさ(いや全然ずるくないけどな)込みで、自分の幸せを自分でちゃんと選べる娘さんっていうのがよろしいとおもいました。

由希君は前作の声のイメージが強烈だったのでめちゃくちゃ違和感が。
でも作中どんどん成長して高校卒業して大人になるので結果男性の声で良かったんじゃないかなと。
透君との最後の会話、すげえいいシーンだとは思うんだけど「透君にバブ味を感じてオギャる……最高に尊い」っていうのが降りてきてしまい切腹
紫呉さん辺りちょっと思っていそう。
まあ私も透君にオギャりたいですけども。
プリユキの皆川素子さんのシリアス話がよかったわよねえ。普段はうざいけどな。

夾君は透君泣かすなや。後家壊すな。
バックボーンの重さは流石ヒーローの貫禄じゃが、解決してヨカッタアルネ。
花ちゃん魚ちゃんにイジられている時の夾君が好きですな。
最後の動物園デートはヨカッタ。

紫呉さんは改めて見ると全ての元凶じゃあないのか……?
放っておけば呪いが解けるなら慊人さんがキチって当たり散らしたりしているのを筋書き通り言ってる場合か。
リン姐さんこいつやっちまってくだいよォ!
慊人さん共々もうちょっと罰があってもいいような気がするけれども優しい世界ダナー。
慊人さんは旧アニメの声という罰を受けているが。
キャラとしてはごめん……好き。

紅葉君大きくなって……。
この子が幸せになれないとか嘘だろ。嘘だと言ってくれ。
でも自分でそういうのちゃんと見つけられるENDダカラネ。

楽羅ちゃんの声が神楽ちゃんだった。
後から出てくるエピソード踏まえた上で夾君にグイッグイなのを見るとまあまあの狂気。

はとりさんは正直旧アニメのエピソードが出色の出来だったのでちょっと薄く感じてしまった。
ファーストインパクトと知ってて見るのとでまた差があるのだろうけども。

綾女さんは弟共に声帯に違和感あったが出番少ないので出てくる度こんな声だったか、となった。
この人出てくるとギャグ強めになるのでホッとするわね。

潑春依鈴はもーう末永く爆発すれば。
依鈴ちんだけが慊人許せんと言っていたがマジで許さなくていいとおもう。
ついでに戌も。
人の恋路を散々邪魔して何幸せになっとんねんって蹴ればいい。
午だから。

利津さんはもっとエピソードあっても良かったのでは。折角5クールもあったので。じゃあどこ削るんじゃといえば分からないが。

紅野さんよく分からない。分からないが村社会の中のひとだからなのかなって。
自分の意志があんまり無い人が周りに合わせているとズォンズォン不幸になるというのはわかる。

燈路杞紗。
羊さんの性格の悪さはどう?
きさちゃんもったいないが、本人同士がいいってんならもう!幸せになっちゃいなよ!

最終回For フルーツバスケットで締めないかなーと期待しましたが無かったデスネ。
旧アニメOPもEDもめちゃくちゃ作品にあった素敵な曲だったので個人的に聴いてしんみりしました。

昔ネットで感想見た時に、最後まで読んでフルーツバスケットのタイトル回収が見事って書いてあり「果物籠?」と首を捻ったのですが、作中のゲームを見て20年越しに謎が解けてアハ体験。

決められた椅子から全員開放されて好きな所へ行けるようになったから「フルーツバスケット」だったのね。1つ椅子が足りない猫憑きといい、タイトルの上手さに今になって痺れる。ていうか気付けよ自分。

動物に変身やどつきあい宇宙に時代を感じるものの、作画も安定して良かったし原作者が総監修だけあってしっかり堅い作品になってるとおもいました。

ヨカッタデス。