nekorocketpunchのブログ

すぐれたひとになりたい あかるいひとになりたい

ダイナミックダイナシアカデミックミュージアム

山と海に挟まれた最高のロケーションにぽっかりと佇む白亜館、観音崎美術館。
公営の分際でゴージャスバブリーが過ぎる。
一体どんだけ税金使ってんだ……(ギリィ)
特段ノー興味だったこの施設、サイクリングのついでで無意味に入ってみた。
即ちチャリで来た
急に行ったので何を展示しているとか全く知らぬままに。

平日の昼間だというにレストランが爆混み。
シェフ自慢のランチB3800円也。
テラス席はでかい犬連れてドゥオホホホおいしいザマスというおマダム様。
客までゴージャスバブリーかよ……(ギリィ)
とんびにシェフのランチを掻っ攫われて
「あらあらワタクシの薔薇をイメージした豚バラ肉のコンタディーノが食べられてしまったザマス」
とかなればいい。コンタディーノって何。
高価なのに豚なんだと思ったら薔薇と豚バラ掛けているのか。
後、目の前の芝生でソーラン節でも踊って雰囲気をデストロイしてやろうかとかおもいました。
多分ヨガだと喜んじゃう。
治そう、私の酷すぎる偏見。


件のレストランを肩で風を切りながら横切り美術館へ。
朝井閑右衛門展、をやっているらしい。
有名?すみません全然知らない。無知。許してヒヤシンス。
でもアキネーターも知らんと言っていたのでその位の知名度なんじゃないのか。
横須賀に縁のある画家の人らしい。

絵を観るたびに画像でボケて大会。いいのかこれで。
すごくおおきな絵を描いたらアトリエから出せなくなってしまって建物の柱を切って出したというエピソードが美術家らしくて面白かったです。
ドン・キホーテのモチーフを執拗に描いていたと説明書きがありましたが、絵描きって自分の好きな物ばかり描くのが普通のイメージ。
みずき健サムライトルーパーとか七瀬葵ナコルルとか。

自筆の手帳の展示が「体がいたい。いたい。仕事休む」とかいっぱい書いてあって怖い。バイオハザード
来歴やらアトリエの写真やら見ると病弱であったものの、お金はあったっぽく。
画家って基本超貧乏で死後評価されるというイメージがある。誰のイメージなんだ。
多分フランダースの犬のせい。


別に常設展として谷内六郎館もある。
誰?アキネーター(略)
週刊新潮の表紙絵を描いていた人で観音崎にアトリエがあったらしい。
じゃあぱふの表紙を描いていたみずき健観音崎にアトリエがあったらワンチャンあるんじゃあないのか。
wikiを見た結果横須賀とは関係なさそうだった。林葉直子の小説の挿絵を描いていた過去は抹消されていた。
相方はLOの表紙を毎回描いている人でもいいじゃんと言っていた。
私もそうおもう。

この人も子どもとか影とか好きなモチーフを描きまくっているじゃーん。
原画1300点の中からテーマを変えて年4回展示替えしているという事なのでもっと色々描いているのかもしらぬが。
途中外に出て謎の小部屋に行かされる所が謎解き系のゲームみたいだなとおもいました。

 


結局3時間位じっくり鑑賞滞在してしまったわよ。
正しい美術館の楽しみ方なのかは分からないけれども、エンジョォーイ。