nekorocketpunchのブログ

すぐれたひとになりたい あかるいひとになりたい

小話アルバンアルサンのバンサン

黄色く変異した巨大クマの遺骸を前に黙祷を捧げる3人の騎士の姿。
アルバン騎士団アルサン班、アヴェリン、アルター、そしてルウェリンである。(状況説明)

アル「強さは大した事ありませんでしたが探索にてこずっちゃいましたね」
アヴ「ええ。でもルウェリンの勘に助けられたわ」
ルウ「お役に立てたのなら何よりです」
アル「ルウェリンはすごいです!僕も負けないようにがんばります!」キュルル(お腹の音)
アヴ「……」
ルウ「(笑いを堪えつつ)そういえばディナーには少々遅い時間になってしまいましたね」
アヴ「そうね。これから戻って報告……日付が変わってしまうわね……食べて行きましょうか」
アル「わあっ!いいんですか!(喜)じゃあ早速近くの魚民にフクロウで予約入れますね!」
アヴ「……」
ルウ「私はそういった場所はちょっと……」
アル「あっルウェリンは鳥貴族ですよね!貴族ですから」
ルウ「……」
アヴ「アルター……」
アル「すみません!アヴェリンさんはすたみな太郎が良かったですか?」
アヴ「(ため息)そうじゃないわアルター。戒律にもあるでしょう?贅沢は敵だって」
ルウ(ありました?)
アヴ「丁度ここに新鮮な食材が有ることだし、二人共鍋でいいわね?」
ルウ「はい?食材って……」
アル「熊鍋久しぶりですね!」
ルウ「……それ食べられるんですか?」
アヴ「博識なルウェリンなら知ってると思ったんだけど、ジビエ料理
ルウ「……」
アヴ「熊は手に蜂蜜が染み込んでいておいしいわ」
アヴ「今キャンプも流行っているっていうし……ゆるキャンdeジビエなんてトレンディなオシャレもたまには悪くないわね」フフッ
ルウ「……」
アヴ「解体してるから。二人は薪と水を用意してちょうだい」
ルウ(本気ですか……)


とか書いていたらお腹が爆下り坂で死にかける。
1月17日が賞味期限のチョコブラウニーはデンジャーだったか。
カッチカチだったけれども味は美味しかったんじゃが。